歯列矯正から口臭にもなる?!その原因と対処法とは?

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今歯並びが悪くて歯列矯正を始める人は子供から大人まで増えてきています。昔とは違い歯列矯正も手軽にできるようになり、矯正の中でも方法も数種類登場しています。

その歯列矯正はしばらくの期間、口の中に器具をはめた生活になり暮らしづらいと感じることもあります。そして、歯列矯正をし始めてから口臭が気になりだしたという人も実際に多いです。

歯列矯正と口臭には何か関係があるのでしょうか?歯列矯正から口臭が発生する原因について考えてみましょう。さらに歯列矯正をしていても口の中を快適にする対策法も加えていきます。

歯列矯正中の口臭の原因とは?

161117-2歯列矯正をしているとなぜ口臭が気になるのでしょうか?口臭の原因を考えてみましょう。

磨き残し

歯列矯正をしていると歯を固定するために器具を装着します。器具をつけると慣れない頃は口の中が気持ち悪く感じることも多いです。

そして、口臭の原因となる最大の点が器具をはめているために歯磨きがしづらくなり、磨き残しが出てきてしまうということにあります。何も装着していない歯でも場所によっては磨きにくい場所はあります。

その上に歯列矯正の器具が加わるとさらに磨きにくくなり、結局いつも磨いてもらえずに残っている部位も出てきます。歯列矯正を始めるといつもより歯磨きを丁寧にするように言われますが、意識していてもどうしても多少の磨き残しは出てくるのです。

この磨き残しは食べかすが残ったままになるので、汚れから細菌が繁殖して口臭となりやすいです。器具をつけていると難しい点ですが、いつもより時間をかけてより丁寧に歯磨きをしたいです。

口の中の傷や炎症

歯列矯正をしていると金具を口の中に付けるので、その関係で口内に小さな傷ができたり炎症を起こしてしまうこともあります。

口の中に柔らかい粘膜がある中で器具をつけると、歯茎や頬を傷つけてしまうケースも多いです。歯列矯正を経験している人は、きっと口内の傷の経験も数回はあるでしょう。

さらに口内炎もできやすくなるといいます。口内炎は一度できるとなかなか治ってくれませんし、痛みが悪化すると食事も辛くなります。口内炎はひどくなると膿が出ることもあるので、その膿から口臭が発生する場合もあります。

歯列矯正の最中はいつもより口の中に炎症が起こりやすい状況を知った上で、規則正しい生活を心がける、食事内容に気をつけるなどの対策を取りながらできるだけ傷を作らないようにしましょう。

口が開いた状態になるため

口呼吸の人はドライマウスになりやすく口臭もきつくなりがちと言われます。そして、歯列矯正をしている時にも、場合によっては口が開いた状態になることがあるので注意したいです。

歯列矯正は歯並びをきれいに揃えるために行う治療です。見た目の歯並び以外にも噛み合わせを正しく行えるようにする必要もあります。

特に出っ歯を治すために歯列矯正をしている時には噛み合わせが開いた状態になるので、どうしても口が開いている時間が長くなるといいます。口が開くと乾燥を引き起こし、この乾燥が口臭を招きます。

どんな理由で歯列矯正を始めるかは、人によって違います。もしも出っ歯を治したい時には、特に口が開けっ放しにならないように日頃から気をつけましょう。口の乾燥を防ぐために、まめに飲み物を飲むのもおすすめです。

歯列矯正時の口臭の予防法

161117-3歯列矯正は人によって目的や状態が異なるものの、口臭が発生しやすくなるのはすべての人に当てはまるでしょう。

歯列矯正はたった数日で終わるものではないので、口臭を少しでも感じたら早めに対策をしたり予防を始めないといけません。ここではどんなふうに口臭を予防していけば良いのか2つ紹介します。基本的なことですが歯列矯正をしている時は難しくも感じるので、丁寧に行いたいです。

正しく丁寧な歯磨きを心がける

歯列矯正中に最も重要とされているのが、この正しく丁寧な歯磨きを心がけるという点です。

歯列矯正中に実践してもらいたい歯磨きのポイントを以下にまとめました。

  1. 歯磨きの回数は・・・4回が目安。毎食後と間食後。
  2. 間食の食べた内容によってはさらに丁寧に磨くようにする。
  3. なかなか歯磨きができない状態でも夜寝る前は必ず磨くように。
  4. どうしても歯磨きができない時は、うがい薬を活用する。

この4つの点を意識してみてください。

歯磨きの回数は自分が食べる回数によって変わってきます。間食が多ければその度に磨いてもらいたいです。特に間食のあとはつい歯磨きを忘れがちになりますが、通常の食事よりも歯に詰まりやすいお菓子が多いので歯磨きを心がけましょう。

クッキーやスナック菓子、洋菓子などは歯に食べかすが詰まりやすいです。飲み物を飲んでもまだ歯に残っているなと感じることはよくあるでしょう。歯列矯正中はこの時にしっかり歯磨きをしてもらいたいです。そうすると食べかすから発生する口臭を予防できます。

そして、日々忙しく過ごしている中で歯磨きをするタイミングがないという時には、夜寝る前だけは丁寧な歯磨きを徹底しましょう。一番大切なのが夜寝る前と言われているので、布団に入る前には歯磨きを忘れないようにしましょう。

また歯磨きをしたくてもできない時はうがい薬も便利です。薬局に行くといろんな味のスッキリするうがい薬は売っています。携帯できるコンパクトサイズのうがい薬もあるので、常に持ち歩いていると歯磨きができない時も口の中をすっきりさせることができます。

歯ブラシにこだわってみる

歯列矯正中は歯磨きをとにかくまめにすることで口の中の汚れを除去します。しかし、使っている歯ブラシが適当であったり、毛先がバサバサになっていると器具をつけている口の中をきれいに掃除できません。

そこで、歯ブラシもたくさん種類があるので、ぜひこだわって選んでみてください。歯列矯正中は器具の周りをきれいに磨ける専用の歯ブラシを使うと良いでしょう。通常の歯ブラシとは違い、上手に磨くことができます。

少し硬めに作られている歯ブラシが多いですが、磨く時に痛みを感じるのはよくないので柔らかめのものを選ぶなど注意してみましょう。

歯列矯正専用の歯ブラシは形が特徴的ですが、使ってみると器具の周りを磨きやすいと実感できます。歯列矯正を始めたものの歯磨きがうまくできないと感じている人は、歯科に相談して最適な歯ブラシを選ぶと安心です。

また、ワンポイントをきれいに磨ける小さなブラシがついた歯ブラシもあります。毛は硬めですが、器具に引っかかることもなくきれいに細かい部分を磨けます。1本持っておくと歯磨きの仕上げに器具の周りに活用できるので、汚れを溜めずに済むでしょう。

その他にも長時間丁寧に磨くのが疲れるという場合には、電動歯ブラシも良いでしょう。当てているだけで丁寧に磨いてくれるので、歯列矯正中の歯磨きも快適に続けられます。歯ブラシを変えるだけでも歯列矯正中の口臭の予防につながります。

まとめ

まとめ歯列矯正を始めてから口臭に悩むようになったと感じている人は原因と対策を知ることで、徐々に口臭を改善できます。

原因としては・・・
  • 器具を装着しているのでも磨き残しができてしまう
  • 口の中に口内炎や傷ができやすいので膿が出て口臭の元になる
  • 器具の関係で口が開いた状態になるのでドライマウスから口臭になりやすい
対策は・・・
  • できるだけ何かを食べたあとは丁寧に磨くようにする
  • 特に夜寝る前は必ず歯磨きをしたい
  • うがい薬を活用して歯磨きができない時も口内を清潔に保つ
  • 歯ブラシを歯列矯正専用のものに変えたり、電動歯ブラシを活用する

歯列矯正はしばらくの期間続くので、口臭を感じないように歯磨きを丁寧にしてみましょう。