唾液が臭い・・・でも大丈夫!唾液が臭う理由と対策について

16112-0自分の唾液の臭いを嗅いだことはありますか?

口全体のの臭いではなく、唾液本体をしっかり嗅いだことのある人はきっと少ないと思います。しかし、唾液の臭いを嗅ぐことで口臭の有無もわかります。

自分では気付かなかった口臭が、唾液を嗅いでみると臭かった、こんなにも臭っていたなんて・・・と気づかされる場合もあります。

では、なぜ唾液が臭くなるのでしょうか?原因と対策を紹介しちゃいます。

唾液が臭いのはなぜ?

16112-2唾液が臭い理由はいくつか原因が挙げられます。唾液が臭うようであれば要因は1個だけでなく複数の要因が重なり合っていることがほとんどのようです。それぞれの要因については下記のとおりです。

歯周病や虫歯

今歯周病や虫歯で歯科に通っているという人もいると思いますが、歯の病気によって唾液にも臭いが発生します。

たとえば虫歯ができて歯に穴が開いていたら、そこに食べたカスが溜まりやすくなりタンパク質を分解しようとする細菌が増えます。この時に臭いを放つので唾液にも移っていきます。

また、歯周病があると歯茎が炎症を起こしているサインであり、悪化すると出血したり膿が出ることがあります。この血や膿が唾液に交じり溶け込んでいくこと、唾液に臭いが発生します。

普段特に歯が痛いとかないから大丈夫と思っていてももしかしたらすでに虫歯や歯周病になっているかもしれません。

唾液の臭いを予防するためにもまめな定期検診は大切です。

歯垢

定期的に歯科に行って歯垢や歯石を除去してもらっていますか?歯垢は歯磨きを完璧にしているつもりでも磨ききれずに少しずつ蓄積されていきます。

歯垢は取れなければずっと歯にくっついたままになり、細菌が繁殖し始めます。歯垢がたくさんついていればその分唾液も臭くなり、口臭にもなりやすいのです。

歯垢は日々の歯磨きにプラス歯間ブラシを利用する、歯磨きをできない時もうがいをするなどのケアだけではきれいに取りきることができません。

定期的に歯科で歯の汚れをきれいに除去してもらう必要があります。

舌苔

舌苔は自分で舌を出して鏡でみるとよくわかります。舌は普通ピンクと赤色のような色ですが、もしも舌苔が付いていたら舌は白っぽくなっています。これは舌に汚れが溜まっている証拠です。

舌の表面に付着しているこの舌苔には細菌がたくさん潜んでおり、その細菌たちが食べかすや剥がれた粘膜のタンパク質などを分解して悪臭を放っています。

舌は食べたもののカスが付着しやすい部分であり、普段歯磨きはするけれど舌を磨くことはないと放置しているとどんどん蓄積されていき唾液にも臭いが出るようになります。唾液の臭いは舌苔も関係していることを知っておきましょう。

唾液の分泌量の低下

唾液は普段意識していなくても勝手に分泌されて自然と飲み込んでいます。この繰り返しによって口の中は洗浄されています。これを自浄作用といいます。

唾液がしっかり分泌されているのは健康な証でもあり、反対に唾液の分泌量が少ないと細菌が口の中に残ったままになるので唾液の臭いの元となります。

積極的に唾液の分泌を促すようにしていくと改善されます。年齢とともに唾液の分泌量は低下すると言われているので、唾液の臭いから口臭へと発展しないように気をつけたいですね。

唾液の臭い対策

16112-3唾液が臭いと感じたらすぐにでも対策を始めましょう。唾液の臭いの原因は前述の通りなのでこれらを改善していくと自然と臭いも気にならなくなるでしょう。

原因を知ったうえで下記のような対策を対策を始めてみましょう。

唾液の分泌を促す

唾液が臭う場合には口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすい環境になっているケースが多いです。そこで、唾液の臭いの対策としては、唾液の分泌を促すことが重要になります。

唾液の少ない口の中はネバつきやすく、それだけ細菌が増えています。サラサラの唾液は問題ありませんが、その日の体調などによって唾液がネバネバすることもあります。ネバネバ唾液はますます臭いがきつくなります。

サラサラの唾液をしっかり分泌していくためには、水分をこまめに摂取して口の中を潤すことが大切です。よって、水をまめに飲んでみましょう。他の飲み物ではうっかり唾液の臭いを強める結果にもなるので、基本は水が良いです。

また、口寂しい時におすすめなのがだし昆布やガムです。ガムを噛むと唾液がしっかり分泌されて口の中にはガムの爽やかな香りに包まれます。

また、だし昆布はすぐに溶けるものではなくアルカリ性という特徴を持っているので唾液の臭いの解決につながります。だし昆布をそのまま口に含み、しばらく持っているだけで良いので簡単です。

すぐに噛んで食べてしまうのではなく、しっかりと長い時間口の中でだし昆布を残しておくことがポイントです。

その他にも唾液の分泌を促す方法として、しっかり噛んで食べる、ストレスを溜めないように好きなことや運動をやってみるなどさまざまな方法があります。唾液は私たちの体の健康状態を示す大切なものでもあります。

唾液が臭いなと感じたらそのままにせず向き合うようにしましょう。

口の中を清潔にする

唾液が臭っているということは口の中が不衛生であることを示しています。そこで、口の中を清潔に保つように心がけましょう。

口の中の細菌を減らしていけば自然と唾液の臭いも気にならなくなるので、まずは丁寧な歯磨きを徹底しましょう。歯ブラシで完璧に磨くだけでなく、歯間ブラシやフロスなども活用しましょう。仕上げにうがい薬で口の中をきれいにしておくとより良いです。

そして、歯磨きを嫌々するのではなく、楽しんでリラックスして行うことも大切です。リラックス状態で歯磨きを行うと唾液の分泌が進みます。その結果臭いの元となる細菌も流れていくので歯磨きの時間を楽しむだけでも口の中の状態は変わるのです。

歯ブラシをこだわったものを使う、歯磨き粉を気分によって使い分ける、好きな音楽を聞きながら歯ブラシをする・・・など、何か自分が楽しみながら口のケアをできる環境を作ってみましょう。

口の中を酸性から中性にする

唾液が臭う場合口臭が発生している可能性も高いのですが、これは口の中の環境が酸性になっているからと考えられます。

口の中が酸性になると細菌が繁殖しやすい環境になり、悪臭の元が増殖してしまいます。酸性はpHが7以下の数値である場合を示しますが、7以下にならないように日々対策をしないといけません。

そこで、酸性から中性に変えていくようにします。中性はpH値は7です。食べかすなどが口の中に残っているとこれらが分解されて酸が作り出されてしまいます。

よって、口の中を酸性から中性にするためには食べかすなどを口の中に残さないことが大切になります。つまり、歯磨きなどで口の中をきれいにしておく必要があるのです。

そして、口の中がアルカリ性になるような食材を食べると酸性に傾くのを予防できます。色々な食材がありますが特に野菜やフルーツ、きのこ類がおすすめです。

その反対に肉類や魚類はタンパク質が豊富でこれが酸性に傾ける性質を持っているので、多く食べ過ぎるのはよくありません。口の中を中性に保つには、普段食べている食事の内容も関係しています。

まとめ

まとめ唾液が臭いのは自分の唾液を臭う機会がないとなかなか気づきません。しかし、唾液の臭いが口臭となって現れていたら、すでにあなたの周りの人には気づかれているかもしれません。

唾液の臭いは歯周病や虫歯、歯垢といった口の中の衛生状態の他にも唾液の分泌量の低下も関係しています。特に年齢とともに自然と唾液の分泌量は少なくなっていくので、若い時よりも唾液の臭いには気をつけておきたいです。

こういった唾液の臭いを解決するには唾液の分泌量を増やすこと、口の中を清潔に保ち酸性から中性に変えていくことが大切です。唾液の分泌を促してくれるガムやだし昆布は家によくある食材でもあるのでぜひ活用してみてください。

また口の中の状態は日々の食事内容とも密接に関わっているので、栄養バランスの取れた野菜多めの食事が理想的です。口臭の中でも唾液は強烈な臭いの原因となるので、悪化する前に改善していけるようにしましょう。