なぜ空腹の時には口臭が発生しやすいの?

161126

空腹を感じたらお腹が鳴るだけではなく、口の中にも異変が生じます。長時間何も口にしていないことから口臭が気になるようになります。

いつもは感じないのに空腹時に口臭が気になるという経験をしたことのある人も、きっといるはずです。

では、なぜ空腹の時に口臭が発生しやすくなるのでしょうか?空腹と口臭にはきちんと関係があったのです。また、空腹時の口臭を防ぐためにできる簡単なケアもピックアップしてみました。

いつでも好きなタイミングで食事ができない人は、口臭予防のポイントを押さえておくと安心です。

なぜ空腹の時口臭がひどくなるのか?

161126-2空腹の時に口臭がひどくなるのは、主に2つの原因が考えられます。自分で実感できる症状もあるので、日頃から気をつけておきたいです。

唾液の量が減っているから

口臭は主に口の中に細菌がたくさん溢れており、細菌によってガスが発生する流れで臭うようになります。

食べかすがそのまま口内に残っているとガスは発生しやすくなりますが、食べかすや細菌を洗い流す役割を持っているのが唾液です。唾液には細菌を洗い流す働き以外に、細菌の活動を抑える酵素も入っていますし口臭のガスを閉じ込めて外に出ないようにしてくれています。

唾液は口内を清潔に保つ役割も担っている中、唾液が少なくなると細菌は繁殖しやすくなり口内に定着したままになります。特に空腹のときは口を動かしていないので唾液の分泌が少なくなります。

何かを口にしたり噛むことで唾液は分泌されるので、何も口にしていない状態では唾液をしっかり分泌することができません。

多少の空腹ならまだしも空腹を通り越して食べ物のことを考えなくなると、ますます唾液の分泌は減ると言われています。よって、口の中は乾燥しきった状態になってしまいます。乾燥した口の中には細菌が増え続け口臭をきつくさせる原因になります。

胃からガスが発生しているから

空腹の状態には膵臓で作られるすい液によって口臭がひどくなる場合があります。すい液は食べたものを消化するのに必要なものであり、空腹時の胃は空っぽの状態なのですい液が胃の中で分解されます。

この分解されているときに胃の中にはガスが発生します。ガスは胃から血液、肺という流れで口臭となります。胃から発生している口臭はただ歯磨きを心がけるだけでは改善されません。体の中から変えていかないといけません。

空腹時はただ唾液の分泌が少なくなるだけでなく、胃の中から発生するガスも影響していたのです。

空腹時の口臭対策

161126-3空腹時の口臭には主に2つの原因がありました。体の中からの臭いについては口のケアだけでは良くならないので、原因を探ってそれに合った対策を取らないといけません。そこで、空腹時における口臭を予防するためにできることを記していきます。

こまめな水分補給

空腹時は何か少し口に入れるだけでも気になる口臭を消すことができます。そこで、日頃から空腹時にも飲めるように水分を携帯しておきましょう。

こまめな水分補給で口の中の乾燥を防ぐと、唾液の分泌を促進することもでき口臭はましになります。コップ2杯程度の水をしっかり飲んでおくと、お腹が減っていても口臭は発生しません。

口の中の細菌も流して減らすことができるので、空腹時にも水分はいつも持っておくと安心です。飲みものを口に含むと気分もすっきりするので、ぜひ常備しておきましょう。

ガムを噛む

口臭予防の定番にも挙げられるガムを噛む行為は、空腹時の口臭予防にも効果的です。ガムは一度口に入れるとしばらくの間噛み続けることができるので、仕事中にこっそり噛むこともできるでしょう。

そして、ガムには甘み成分が入っており、この成分が唾液の分泌を促してくれるので口臭の元となる細菌も流れていきます。ガムを噛む行為自体も唾液を増やす効果があるので、空腹時の口臭を消すためにはガムを噛むのがおすすめです。

キシリトールガムなら眠気も飛ばし気分をすっきりさせてくれるので、持っておくと重宝するでしょう。気分によってガムを選ぶのもおすすめです。いろんな種類のガムも登場しているので、商品をチェックする楽しみも増えるでしょう。

歯磨きをする

ガムや水分補給は出先で便利な口臭対策になりますが、やはり口臭を改善するためには基本となる歯磨きも欠かせません。

お腹が減ったときは歯磨き粉をつけて歯磨きをすると口の中がさっぱりします。空腹感を満たすことはできませんが、歯磨き粉の成分で口内をきれいにし、最後にうがいをすると口臭の元も一緒に流れていきます。

特に何も食べていない時でも歯磨きをしておくと口の中を清潔に保てるので、お腹が減った時には歯磨きもやってみましょう。

外出先でもできるように携帯できる歯磨きセットを持っておくといつでも口の中をきれいに磨けるでしょう。

間食を挟む

空腹時の口臭を防ぐには、間食を挟むのも良いでしょう。空腹感も満たすことができるので、できるときに間食を取っておくと安心です。

空腹から口臭を感じる時には、ちょっと口にできるものを食べるだけでも違います。パンを1口でも良いですし、お菓子を少し挟むだけでも良いです。

食事で口を動かすと唾液が分泌されるので自然と口臭の元も流れていきます。お腹が空いた時に口にできるものをバッグに入れておくと安心です。家ではいつでも好きな時に間食ができますが、出先ではそうもいきません。そんな時にも小袋にいれて携帯できるタイプを持っておくと口臭が気になった時に口に出来るでしょう。

唾液腺マッサージをする

空腹時の口臭の原因の1つに唾液の少なさがありました。そして、口臭を予防するには唾液を分泌させることがポイントです。そこで、唾液腺マッサージをして唾液を分泌できるようにしてみましょう。

唾液腺には舌下腺、耳下腺、顎下腺の3つがあり、それぞれマッサージしやすい部位なので場所を確認しておくといつでもできます。マッサージのようなツボ押しのような感じなので、職場でも家でも移動中でも気がついた時に刺激してあげることができます。

手や指でグリグリと押すようにマッサージをすると効果的です。やんわり押すよりはしっかり押して唾液を分泌できるようにしてみましょう。この唾液腺マッサージは睡眠不足の時にもおすすめと言われている方法なので、日頃から実践していると体にはメリットが大きいでしょう。

まとめ

まとめ空腹時の口の臭いがいつもと違う、臭いかもと感じたことのある人は多いと思います。お腹が減った時にだけ感じるのはなぜだろうと思っている人もいるでしょう。

しかし、気のせいではなく空腹時には口臭が発生する仕組みがあったのです。

それが、以下の2点です。

  1. 唾液の量が減っている
  2. 胃からガスが発生して臭っている

お腹が空いて口の中が乾燥したように感じるのは唾液が少なくなっているからです。唾液が減ると細菌たちは反対に増えていきます。そのために口臭が発生します。また何も食べ物を胃に入れていないのですい液だけが分解されており、これが原因でも口臭は発生します。

空腹時の口臭を防ぐためには、ガムを噛む、水分補給をまめにする、間食を挟む、歯磨きをする、唾液腺マッサージなどのケアを実践してみましょう。どれも簡単にできることなので気がついた時に試しておくと口臭はひどくならずに済みます。