知ってる?口臭が発生するメカニズムとは?

16113-0自分の口臭が気になったことはありますか?きっと自分は100%口臭はない!と断言できる人はいないでしょう。(気付いていない場合は除くw)

口臭は体調などによっても左右されるので、実際は老若男女すべての人に発生します。

日頃から口臭対策を行うためには口臭が発生するメカニズムを知ることが重要です。メカニズムを知っておくと正しい対策ができるので、口臭の予防につながります。

ここでは口臭のメカニズムや口臭の種類について詳しく解説したいと思います。

口臭はなぜ起きるのか?

16113-2口臭はなぜ起きるのでしょうか?口臭は原因がどこにあるかによってもメカニズムが異なってくると言われていますが、ほとんどの場合が細菌が作り出す腐敗ガスが原因となっています。

この細菌が多ければその分口臭はきつくなりやすいため少しでも口腔内の細菌を減らすことが重要です。

この腐敗ガスを作り出す細菌は、口の中に残った食べかすや血液、細胞の死骸などを元に増殖していきます。細菌はタンパク質を栄養源として増え、タンパク質が分解される時に腐敗ガスが発生します。

腐敗ガスは揮発性硫黄化合物と言われ、数種類のガスが合わさったもので、何とも言えない臭いニオイを放ちます。

口臭にも種類があるんです

16113-3意外に知られていないのですが、口臭にも種類があり大きく3つの臭いに分類されます。以下、口臭の種類について紹介したいと思います。

生理的口臭

口臭の中でも誰にでもあるものが、この生理的口臭です。

生理的口臭は朝起きたときや緊張状態にあるとき、ストレスを感じているときなどに唾液の分泌が少なくなり細菌が増殖することで引き起こされる口臭です。

生理的口臭は治療を必要とするものではなく、気づいた時に対策を取る方法で改善していくしかありません。

誰にでもすぐにできる対策法としておすすめなのが、まめに水分を補給することです。唾液が少なくなっているのを水分を補給することで分泌を促進させる働きがあります。

生理的口臭が気になる時は水分を取れるようにしておくと安心です。

病的口臭

病的口臭とは言葉のとおり、病気が原因で発生する口臭です。

口の中のトラブルだけに留まらず、内臓系に疾患がある場合や呼吸器系、糖尿病などによっても口臭となって発生することがあります。

口臭の対策をしても良くならない、臭いに特徴がある際には病的口臭を疑って病気が潜んでいないか病院での診察を受けてみましょう。

病的口臭は虫歯や歯周病、ドライマウスなどの口の状態を改善していき、それでも改善されない場合には内臓系の疾患を疑いましょう。病的口臭の原因を突き止められたら、治療も始めることができます。

食べ物や嗜好による口臭

最後に食べ物や嗜好による口臭も紹介しておきましょう。

これは、食べ物の内容によって口臭が発生するというものです。口臭が気になる食べ物の定番はニラやニンニクですね。

その他にはコーヒーやタバコ、アルコールなどの嗜好品によっても口臭は発生します。

どれも体内で吸収されて消化される際に口臭となって出てきます。食べ物や嗜好品は好みもありつい食べたくもなりますが、シーンによっては我慢することも大切ですね。

口臭を予防できるようなガムやタブレットも常備しておくと口臭対策ができます。

口臭の種類別にメカニズムを解明

16113-4口臭の種類として3つ紹介してきましたが、次にそれぞれの口臭が発生するメカニズムを解明していきたいと思います。

生理的口臭のメカニズム

まずは生理的口臭のメカニズムから見てみましょう。

口の中には300種類以上もの細菌が住んでいると言われています。そして、生理的口臭のメカニズムとしては、まず口の中の食べかすや剥がれた粘膜、血液の成分などによって細菌が分解されます。

細菌が分解されたあとは、細菌がエネルギーを蓄えてどんどん増えていきます。エネルギーの際に必要となる食べかすなどを分解する時に腐敗ガスが発生するので、これが生理的口臭となります。

これは口内に唾液が少なくなっている時に起こる可能性が高くなります。唾液が少なくなると食べかすなどをきれいに流すことができないので、口内に汚れが溜まったままになり生理的口臭へと変わります。

生理的口臭においては唾液の分泌量によって左右され、口内の多くの細菌が活発に活動していることとも関係しています。

病的口臭のメカニズム

病的口臭のメカニズムは2パターンに分けることができます。

1 胃より上に原因がある場合(口の中や鼻、喉、食道など)・・・歯周病があれば口内から臭いが発生し、蓄膿症になっていれば鼻から臭いが発生する。病気の元となる部分から直接臭いが発生し、これが口臭となって出てきていることが多い。

2 内臓の病気の場合(胃腸や肝臓、腎臓、肺など)・・・胃の不調からくる口臭の場合は消化不良などにより胃の中に臭いの成分が残ったままになり、臭いの成分は血液中に溶け出す。血管を通って全身に流れていき、肺に着いた時に口臭となって出てくるという流れになっている。

どこで病気が発生しているかによって口臭が発生するメカニズムも違います。口臭が今までと違うと感じる時には、その他の不調がないか確認して病院でも相談してみましょう。

食べ物や嗜好による口臭のメカニズム

最後に食べ物や嗜好品による口臭のメカニズムを見てみましょう。

食べ物や嗜好品は口の中から体内に入ります。臭いのきついニンニクなどは食事の際に食べますし、コーヒーも飲むものです。タバコも口に加えて吸いますし、アルコールも口から入れて飲むものです。

このような嗜好品や食べ物からの口臭は、元から臭いがきついものを口にするために発生するという単純な仕組みになっています。口の中で臭いを感じたらすぐに水分を取ったりガムを噛むなどして対策を取るとそのうち消えるものたちとなっています。

アルコールの場合は分解されずに残った成分が血液の中を通って肺に到達し、息となって出てくるために口臭になります。

食べ物や嗜好品による口臭のメカニズムは他の口臭よりもシンプルでわかりやすいです。よって、対策も取りやすい口臭の種類と言えるでしょう。

まとめ

まとめ口臭のメカニズムは口の中の細菌の状態や食べるもの、飲むもの、病気によるものなどによって少しずつ異なります。

生理的口臭は主に唾液が少なくなり口内に細菌が増えることから発生するので、唾液の分泌を促していくと改善されます。

病的口臭は病気そのものが発生している部位から臭いが出ている可能性が高いです。病気を突き止めて治療していくことで徐々に口臭も改善されるでしょう。

最後に食べ物や嗜好品による口臭は誰にでも経験のあることだと思うので、口に含むものに気をつける、食べてしまった時にはガムなどを活用するといった対策を取りましょう。

口臭のメカニズムは種類によって違いますが、まずは口の中を清潔に保つことが大切です。そして、唾液をしっかり分泌できるようにしましょう。それだけでも口臭は改善されます。対策を取っても改善されない場合には、病気が隠れていないか疑ってみましょう。