服に染みついてしまった汗の臭い、どうやって取ればよいの?

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汗は流れていったり、密着している関係で服についてしまうことがあります。服を脱いだ時に脇の部分にシミができて臭かった、シミはできていないけれど汗をかきやすい首の後ろが臭いと、服についてしまった汗の臭いに困ったことはありませんか?

汗の臭いは意外と頑固ですっきり取れないことがあります。そして、普通の洗剤では落ないこともあります。

洗濯をする際にどんな洗剤を使用すれば良いのか、また服の素材によっても洗い方を変えないと臭いが落ちない場合もあります。

さっそく汗臭さを落とすにはどんな洗濯の方法が良いのか解説しましょう。

なかなか落ちない服についた汗の匂いを取るには?

161134-2大事な服なのに汗の臭いがついてしまった、そんな時にはどうやって落とせば良いのでしょうか?

ここでは、いくつかの洗濯の仕方を紹介します。

通常の洗剤では落ちない汗臭さを取る方法

染み付いてしまった汗の臭いの原因とは何か考えたことがありますか?

汗が服に染み付いたあと、肌と密着している服には皮脂やタンパク質の汚れも加わります。この汗、皮脂、タンパク質を私たちの肌にいる常在菌が分解を始めます。この常在菌が分解をする時に発生するのが汗の臭いと言われているものです。

汗の臭いは汗だけでなく私たちの体の中にある菌と出てきた汚れなどが混じったものというわけです。

では、このように服についてしまった汗の臭いが普通の洗剤では落ちない場合にはどんな方法を取るのが良いのでしょうか?

普通の洗剤で汗臭さが取れない時は漂白剤を使いましょう。漂白剤にも種類がありますが、酸素系漂白剤を選びましょう。もう1つある塩素系漂白剤は白い服にしか使えないので不便です。

そして、酸素系漂白剤にも粉末タイプと液体タイプがありますが、粉末タイプの方が汗臭さはすっきり落としてくれます。

粉末の酸素系漂白剤は主成分が過炭酸ナトリウムでできており、弱アルカリ性という性質を持っていることから油脂を乳化します。油脂は乳化されて水に溶けるので、私たちの皮脂などが交じって染み付いた汗の臭いもなくなります。常在菌が増えるのを抑制できます。

どうしても汗臭さが取れない時は、酸素系漂白剤の粉末をお湯に溶かしてから服をいれて30分~1時間漬け置きしてみましょう。お湯の温度はできるだけ熱い方が効果はあります。その後はいつも洗濯方法で洗うと良いので、一手間加えるのがポイントです。

頑固な汗臭さは重曹が効くの?

161134-3酸素系漂白剤を1本持っていれば、汗臭さやシミとなってしまった場合にも洗濯機に入れる前に漬け置きすることで多くが解決できるでしょう。しかし、それでも取れない汗臭さの時には重曹も用意しましょう。

重曹といえば掃除の時に頑固な汚れを落としてくれる優れものなので、どこの自宅にも置いてあるでしょう。その重曹には上に紹介した酸素系漂白剤と同じように油脂を乳化する働きがあるので、タンパク質を分解することができます。

重曹をちょっと使うだけで臭いがすっきりなくなるという効果抜群な方法ではないのですが、弱アルカリ性という特徴を持っている重曹は皮脂やタンパク質を分解して臭いが発生する原因を消す効果があるので、一度使ってみましょう。

重曹で服についた汗の臭いを取る方法は簡単です。水1リットルに対して小さじ5杯の重曹を入れましょう。できあがった重曹水に服を入れます。漬け置きしておく時間は30分くらいで十分です。30分経ったら、あとは普通に洗濯機で回します。

酸素系漂白剤と一緒に重曹も用意しておくと、数枚の服に汗臭さが染み付いてしまっても正しいやり方で洗濯をすると臭いは落とすことができます。

汗の匂いがつきにくい服の素材は何?

161134-4汗の臭いのついた服を洗濯するには、酸素系漂白剤や重曹での漬け置きが有効とされています。しかし、服の素材によっては洗濯の仕方も異なります。そして、汗の臭いがつきにくい服の素材があるのも事実です。では、どんな素材に汗の臭いはつきにくいのでしょうか?

天然素材の服は臭いが付きにくい

汗の臭い対策におすすめなのは天然素材の服です。つまり、綿や麻素材になります。綿や麻は水分との相性が良く、吸湿性にも優れています。よって、汗の臭いがつきにくいです。

特に夏場の暑い時期には他の季節よりも汗をかきやすいです。Tシャツの素材にもいろいろとありますが、できるだけ綿100%や綿麻混合のものを選びましょう。服の素材を意識するだけでも自分で感じる汗の臭いは変わります。

今は安くて見た目が良い服も多く売っていますが、服の裏についているタグを見てどんな素材でできているかよく確認してから買いましょう。

汗がつきにくい素材としては、天然素材と言われる綿や麻がありました。では、その反対に臭いをつきやすくしてしまう服の素材にはどんなものがあると思いますか?

汗臭さを招くことになるNG素材と言われているのが、化学繊維です。化学繊維は石油から作られた繊維です。

この化学繊維は通気性が悪く、蒸れやすいという性質も持っています。さらに、臭いを吸着するもののそのまま残りやすい特徴も持っているので、化学繊維はおすすめできません。

化学繊維と言われている素材には、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ポリウレタンなどがあります。きっと今持っている服のタグをみると、これらのカタカナが表記されていると思います。比較的リーズナブルな価格で購入できる服には、このような化学繊維が多く使われています。

吸湿速乾性があると言われている化学繊維も汗の水分は蒸発するものの、臭いだけは残ってしまいます。よって、汗臭さに悩んでいる人にはこれも危険ということになります。

今は化学繊維の服があふれています。赤ちゃんや子供用の服にも化学繊維はたくさん使われています。汗の臭いに悩んでいるのなら、まずは服の素材に注目してみましょう。気づかないうちに体や汗臭さに良くない素材を選んで着てしまっているかもしれません。

まとめ

まとめ汗の臭いには個人差がありますが、悪臭とまで言われるほどの臭いを放つようになったらせっかくの服にも臭いが染み付いてしまいます。

そこで、洗濯機にすぐに服を放り込むのではなく、漬け置きをしてから洗濯機を回しましょう。漬け置きするときに使ってもらいたいのが、酸素系漂白剤と重曹です。

酸素系漂白剤の中でも粉末タイプを熱めのお湯に溶かしてから服を1時間ほど漬けてみてください。酸素系漂白剤は油脂を乳化する働きがあるので、汗の臭いの原因となってしまっている皮脂などを除去してくれます。

また、身近にある重曹もお湯に溶かして漬け置きすると汗の臭いが取れます。重曹も皮脂やタンパク質を分解して臭いを抑制する効果があるので、汗の臭いがついてしまった服につけておくときれいに臭いを取ってくれます。

服についてしまった汗の臭いはいつもの洗剤では取れないことが多いです。そんな時は洗濯機に入れる前に重曹や酸素系漂白剤を置いておいて使ってみましょう。汗がついてしまった服はもう一度着ようと思っても臭いが気になって着ることができなくなります。

汗の臭いがつかないように対策も取りながら、もしついてしまった時には洗濯の方法を変えてみましょう。そして、服の素材にも注意して化学繊維ではなく綿や麻といった天然素材のものを選ぶと臭いはつきにくくなります。