朝、口臭やネバつきが気になるのはなぜ?

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口臭は生理的口臭や病的口臭などの種類に分けることができ、自分がどのタイプの口臭かチェックしてみる必要はあります。そのためには、どんなシーンで口臭を感じるかを確認しないといけません。

口臭が発生しやすいタイミングとして朝があります。朝起きた時に口の中が粘ついたり臭いが気になったことはありませんか?

これは誰にでも起きる口臭の1つなのですが、朝の目覚めを害するので原因や対処法を知っておきたいです。特に一人でなく誰かと迎える朝には、口臭が相手に知られると幻滅されてしまうので注意しましょう。

朝口のネバつきや口臭が起きる理由とは?

161118-2朝に口のネバつきや口臭が起きるのには、きちんと理由があります。その理由をまずはチェックしてみましょう。

唾液の分泌量が減っているから

朝起きた時の口の中は唾液の量が少なくなっています。通常口の中にある細菌は唾液がしっかり分泌されていることで流れ出てなくなっています。

しかし、唾液の分泌が少なくなると流れずに口内に細菌がとどまったままになります。唾液の分泌は唾液腺が働いているために機能します。

この唾液腺から分泌されている唾液は、眠っている時は起きている時よりも約半分にまで少なくなってしまいます。朝起きて口の中が乾いたように感じるのは、このせいなのです。

唾液がきちんと分泌されていないために口内が乾燥して、ここから口臭となって現れています。細菌の方が強くなっている状態なので、朝起きがけの口内からは口臭が出やすいというわけです。

食後8時間で細菌が最も増えるから

口臭は口の中にどれだけの細菌が存在しているかによっても左右されます。口内に細菌がたくさんあれば、その分口臭になる確率は高いです。

そして、細菌が増えやすいタイミングがあるのもポイントです。それが、食後8時間と言われています。

食後3時間から口内には急激に細菌が増え始めます。その後8時間が経過した頃には細菌は最大量にまで増殖します。この食後8時間が夜どの時間帯にやってくるかも朝の口臭の有無を左右すると考えられます。

たとえば、夜の7時に夕飯を食べたのならその8時間後の夜中の3時に細菌量がピークとなります。夜中の3時といえば、きっとほとんどの人は眠りについています。

そして、起きている時は歯磨きなどで口のケアができても眠っている時はできないので、ここからさらに口臭を招くことになります。

細菌の量がピークになる時間帯と口のケアができないという2つの点が関係し、朝の口臭につながります。また寝起きのタイミングが細菌量のピークと合わさると、ますます口臭は強くなります。

口内の細菌の動きも知っておくと朝の口臭対策が効率よくできそうですね。

ストレスや口呼吸

ストレスを日頃から抱えていると、唾液の分泌量は少なくなるので朝以外のシーンでも口臭が気になり始めます。唾液の分泌が普段から正常に行われなくなると、朝の口臭にも影響します。

ストレスを溜めずにしっかり睡眠を取って疲れを取ることで口臭予防ができます。

さらに、口呼吸にも注意しましょう。眠っている時の状態を自分で確認することはできませんが、鼻呼吸ではなく口呼吸で朝まで眠っていると口内が乾燥します。口内の乾燥はますます口臭を悪化させます。

口呼吸を防ぐには眠る時にマスクを付けると良いといいます。マスクを付けて鼻だけ出した状態で眠ると自然と口呼吸になります。さらに、マスクを付けていることで口内の乾燥を予防できるので口臭予防につながります。

ストレスや口呼吸も朝の口臭やネバつきにつながるので、日頃の体調管理にも注意して過ごしたいですね。

前日の夜にできる口臭対策

16118-2朝の口臭やネバつきを予防するためには、前日の夜にどのような対策を行うかが重要になります。そこで、こんな点を意識しながら夜寝る前に対策を行いましょう。

寝る前の歯磨きと舌磨きは念入りに

私たちが眠っているときは、一番口内に細菌が多くなり虫歯などになりやすい状況になっています。眠っている時にどれだけ細菌が増えているか、または唾液の分泌量の状況によって朝のネバつきや口臭に影響してきます。

そこで、夜寝る前の歯磨きと舌磨きは徹底しましょう。歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスも使って歯の表面以外に歯の裏側や歯と歯の隙間もきれいに磨きましょう。

また、歯を磨くだけでなく舌磨きもやってみましょう。舌には舌苔と呼ばれる汚れが付きやすく、細菌が繁殖する場所でもあります。舌苔をきれいにしておくと次の日の朝の口臭を軽減できるので、歯磨きと舌磨きをセットで行いましょう。

そして、仕上げにはうがい薬で汚れをしっかり洗い流しましょう。殺菌作用のあるうがい薬を使うと、眠っている間の口内の細菌発生を抑制してくれるので効率的です。

しっかり水分を取ってから寝ること

朝の口臭やネバつきを予防するためには夜寝る前の丁寧な歯磨きが一番大切ですが、それにプラスで付け加えてもらいたいのがしっかり水分を取ってから寝ることです。

唾液のほとんどは水分でできているので、夜寝る前にしっかり水分を取っておくとそれだけ唾液をしっかり分泌できます。

体の水分が減ると口の中も乾いてきて口臭発生へとつながるので、夜布団に入る前にコップ一杯の水やお茶をしっかり飲んでおくと安心です。

もし夜中にトイレに行きたくて目が覚めた時にも何か水分を取ってから布団に戻ると良いでしょう。水分を取るかどうかによって朝の口臭には変化が現れるので、ぜひ実践してみましょう。

リラックスして眠りにつくこと

朝の口臭を防ぐためには、夜リラックスして眠りにつくことも大切です。緊張状態にあるとき口の中は乾いて口臭が発生しやすいです。しかしリラックスしていると自然と唾液の分泌も促してくれて口臭の元を流してくれます。

眠っている時もストレスを感じながら寝ているとますます唾液は少なくなり、朝になると自分の口臭に驚いてしまいます。

リラックスして眠りにつける方法を自分なりに見つけておくことも大切です。音楽を聞く、アロマを焚くなど何でも良いので自分がリラックスできる空間の中で眠りにつけるようにしましょう。

まとめ

まとめ朝起きて口の中が粘ついたり臭いが気になると、誰かと過ごす朝も台無しになります。自分にしかわからないと思っていても、いつの間にか相手にも知られているかもしれません。

そこで、朝口が粘ついたり口臭が起きる仕組みを知って正しく対処しましょう。

朝口のネバつきや口臭がひどくなる原因としては、唾液の分泌量の低下や細菌数、ストレスや口呼吸などが関係しています。

特に食後8時間に口内には細菌が一番多くなると言われているので、夕飯のタイミングや眠っている時に細菌が増殖している事実を把握しておきましょう。

そして、対策法としては夜寝る前の歯磨きを徹底することが肝心です。この時に歯の隅々まできれいに磨くのがポイントです。そして、舌苔からも細菌が繁殖して口臭を招くので舌苔もきれいにしておくと良いです。仕上げにうがい薬で汚れを落として完了です。

歯磨きが完了したら水分を多めに取り唾液の分泌を促すようにして眠りにつきましょう。さらにリラックスして眠れるような空間作りをすると、より快適に眠ることができ翌朝の口臭も気にならなくなります。

ちょっとしたケアで朝の口臭やネバつきは予防できます。さっそく紹介したポイントを実践して朝の口臭の変化を感じ取ってみてください。