タバコとコーヒーで強烈な口臭!?その原因と対策について

タバコとコーヒー。それは、どちらも、ないと落ち着かないという人も多いのではないでしょうか?

多くの人に好まれていて、ストレス解消やリラックス効果を得たいという理由で摂取している人も多いと思いますが、実はこの2つは、どちらも口臭の原因になるんです。

特に、どちらか1方だけならば、まだマシと言えますが、両方とも摂るという人はさらに強烈な口臭になるとされています。今回の記事では、タバコとコーヒーのそれぞれが、なぜ口臭につながるのか、そのヒミツと対策について見ていくことにしましょう。

タバコで口臭が悪化する原因3つ

タバコが口臭につながる原因としては主に3つの原因があります。その3つとは、タール・ニコチン・一酸化炭素の3つになりますが、一つひとつ細かく見ていきましょう!

タール

タールはヤニと言われているものです。よく「ヤニ臭い」と言ったりしますが、それはタールのことだったんですね。

タールにはアミン酸やベンツピレンといった成分を含んでいます。よく、歯がヤニで茶色くなったという理由で歯のホワイトニングをする人もいますね。

このように歯や舌に付着してプラークとしても残ってしまったタールはそのまま口臭となってしまいます。

ニコチン

ニコチンは、タバコを吸うことで、体内に取り込まれて全身に広がっていくのですが、その時に、血圧の上昇や毛細血管の収縮が起こります。

それが口の中の血液の循環力も落とすため、唾液の分泌がされにくくなります。唾液分泌が落ちると、口の中が乾くため揮発性硫黄化合物が活性化して、口臭となります。

一酸化炭素

一酸化炭素は、血液の中にあるヘモグロビンと結びつきます。通常、ヘモグロビンは血液中にある酸素の循環を良くしていますが、一酸化炭素と結びつくことによって、体内および口の中の酸素を低下させるため、こちらも口の中が乾燥してしまいます。

乾燥することによって、口の中の菌が活発になり、ネバネバとした唾液になることから口臭の原因となってしまいます。

コーヒーで口臭が悪化する原因3つ

では、コーヒーはどうでしょうか?タバコも癖になってやめられないという人もいますが、コーヒーは、日常的に好んで飲んでいる人が多い飲み物です。

また、いい香りのイメージがあるコーヒーで口臭が悪化する理由がどこにあるのか気になりませんか?その理由を3つ上げてみました。

カフェインによる利尿作用で唾液が減少

コーヒーを飲むとトイレが近くなりますよね。これはコーヒーに含まれているカフェインのはたらきによるものです。カフェインの持つ利尿作用は、体の水分が減るとともに、唾液の分泌も減少します。

これまで見てきたように、口の中が渇いてドライマウスのような状態になると、口の中の菌が増えて口臭の原因になります。水分を摂っているようで、実は水分が減っているんですね。

血流が悪くなる

カフェインは、タバコのニコチンと同じように、血管を縮めるとされています。それにより、口の中の血の流れが悪くなり、細菌を抑制する免疫が低下して、悪い細胞の力が勝ってしまうんです。

コーヒーとともにタバコも好んで吸う人であれば、さらに歯周病の悪化という良くないことも発生しますので、良くありません。

覚醒作用で眠りが浅くなる

コーヒーを飲むと目が覚めるとよく言われます。そのため、集中して仕事をするためにもコーヒーを飲む人が多いと思います。

これは、カフェインに覚醒作用があるためです。特に4時間ほどは覚醒効果が続くとされていますので、夜に飲むと眠りが浅くなったり、不眠につながってしまいます。そうなると、免疫力が落ちてきます。

そうなると、口の中の細菌が活性化して、口臭が発生しやすくなるんです。

タバコやコーヒーからの口臭を予防するには?

なくてはならない存在になっているタバコとコーヒー。では、どうしたら口臭を防ぐことができるんでしょうか?

コーヒーを飲んだあとうがいをする

コーヒーを飲むと、カフェインによる利用作用で、体内の水分が尿になって減少していくため、口の中も渇くということを見てきました。

この状態を防ぐには、コーヒーを飲んだあとに、うがいをして口の中を潤すか、もしくは水分補給をするのが良いでしょう。

この時に摂る水分は、糖分の入ったジュースや牛乳は控えて、糖分の含まれていない水や、抗菌作用があるとされるカテキン入りのお茶がおすすめです。

タバコとコーヒーの組み合わせはNG

タバコとコーヒーの相乗効果は単独で摂取するよりも口臭や歯周病の進行に影響するということを見てきました。とくに2つを組み合わせると、硫黄やドブ、生ごみのような悪臭を放つ口臭になるとされています。

口臭は自分では気づきにくいものですが、知らず知らずそんな悪臭を放っているというのはショックだと思います。少しずつでもやめるようにしてゆくのが良いですね。

舌磨きや歯磨きを心がけよう

サラリーマンの方などは、仕事がひと段落つくとタバコを吸いに行って、また、戻ってきてタバコを吸うというのが習慣になっている人もいるかと思います。タバコやコーヒーのあとは、先に紹介したうがいとともに、歯磨きや舌磨きが効果的です。

年末の大掃除のときに壁についたヤニの色が落ちにくいと感じたことのある人もおられると思いますが、溜まることによって取れにくくなる、タールも直後の歯磨きまで習慣にすると落としやすくなり、したがって口臭も取り除きやすくなります。

歯と歯茎の隙間にタールが付着しやすい性質があるので、ブラシの先を挟んで意識的に汚れを落とすのが良いでしょう。

そして、このタールは歯だけではなく舌にも付着します。あまり意識されていませんが、舌の表面はヒダになっているので、歯に付くよりもタールが付着しやすい性質があるんです。

このタールを落とすには、舌磨きブラシを使って舌を磨くのが良いでしょう。特に、舌には舌苔という、こちらも口臭のもととなるものが溜まるということも起こります。

歯磨きのあとに歯ブラシを使って舌を磨くという人もおられるかもしれませんが、歯ブラシで舌を磨くと、舌を傷つけることにもつながり、必要な繊維まで落としてしまう可能性があります。

千円までで買える舌磨きブラシもたくさんあるので、ドラッグストアなどを覗いてみてはいかがでしょうか?

ガムを噛む

ガムを噛むことによって、口臭を予防する方法は昔からよく使われてきました。コンビニでもすぐに購入することができて、手軽に口臭のカバーができますからね。タバコを吸った直後の口臭対策には、ガムを噛むのも1つの方法です。

また、これはガムに含まれているスーッとした香りによってカバーをする効果もありますが、ガムを噛むことによって、唾液の分泌を促す効果があります。

ニコチンによる唾液の減少やカフェインによる唾液の減少にも効果的です。しかし、これにも落とし穴があります。

ガムはどんなものでも良いわけではなく、糖分が入っているガムや匂いが強いガムを噛むと、タバコを吸ったあとのヤニ臭い臭いとミックスして余計に変な臭いになることもあります。ガムを選ぶときはそのあたりのことに注意しながら選ぶのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?タバコを吸うことで、歯や舌にこびり付いたタールが即口臭の原因になることを分かっていただけたと思いますが、コーヒーと合わせると、さらに、ドブや生ごみの臭いになるなんて、日常的にどちらも摂っている人にはショックですね。

タバコを吸うことは、健康面だけでなく、口臭のもとともなります。ストレスを紛らわせるためのタバコが習慣になっている人は、ほかのストレス解消の方法を見つけるところから、少しずつタバコとサヨナラしてゆきませんか?