ガムが口臭予防や対策に有効な4つの理由

ガムはどんなときに噛むことが多いですか?気分をスッキリさせたいとき、食後に歯磨きができない代わりにガムを噛むなど人によって理由は異なりますが、ガムは口臭の予防や対策にも有効です。

では、なぜガムが口臭を予防してくれるのでしょうか?ここでは、4つの理由を挙げたいと思います。

また、どんなふうにガムを噛むとより効果が得られるのかという点についても調べてみようと思います。

その反対にガムを噛むことのデメリットもあまり知られていないかと思いますが、最後に紹介しておきましょう。

ガムが口臭を予防する4つの理由

ガムが口臭を予防してくれる理由にはどんなものがあるのでしょうか?4つ挙げていきます。

唾液の分泌量が増える

口臭を予防するには意識して唾液を分泌していく必要があります。その唾液をしっかり分泌するために効果的なのがガムです。

ガムは口の中に入ってきた異物としてみなされます。そのガムを口内から追い出そうと唾液が多く分泌されるようになります。異物を外に出そうとするときに唾液が活発に分泌されるので、それをガムを使って実践するということになります。

ガムを噛んだときには唾液がいつもより大量に分泌されます。この唾液を飲みこむことで、ますます唾液が出てくるようになります。ガムを噛むだけで唾液が自然と溢れ出てくるようになるのです。

よって、口臭が気になるときにはガムを噛むことで唾液が口臭の原因を流してくれるので効果的というわけです。

虫歯の予防

ガムは甘くておいしい種類もありますが、キシリトール配合のように歯のことを考えて作られているものもあります。そういった歯に良いガムを選ぶと、ガムを噛んで虫歯予防ができます。

ガムを噛んで唾液を分泌して、唾液によって虫歯菌を流してくれるので虫歯にもなりにくくなります。ガムを口臭や虫歯予防のために噛むのなら、成分に注目して選んでみましょう。

食後に歯磨きができない時にも虫歯に効果的なガムを噛んでおくと、虫歯にならずに済みます。

口の中の汚れを取る効果

何かを食べたあと、口の中には細かい食べかすがいっぱい詰まっています。歯磨きをしていても100%除去するのは難しいです。

歯と歯の隙間には特に汚れが詰まりやすいです。歯ブラシや歯間ブラシを毎回使ってきれいに磨くのは難しい中、ガムを噛んでおくと口の中の汚れを取ってくれます。

ずっと汚れがついたままになっているとこれが口臭の原因となります。ガムを噛むと唾液が出てきます。この唾液によって口内に残っている食べかすなどのゴミを流してくれます。食後にガムを噛むだけでも、汚れを取るには効果的だと言えます。

ストレス軽減効果

私たちが生活している中で緊張する時はあります。緊張をすると口の中が乾燥して喉がカラカラになったことはありませんか?これは緊張によって唾液が少なくなってしまっています。

そこで、緊張している時にガムを噛んでみましょう。ストレスは口臭の元にもなるので、そんな時にガムを噛むと気持ちを落ち着かせてくれます。

ストレスを感じると私たちの体は内臓の機能まで低下して舌苔が増えたり、口臭がきつくなります。しかし、ガムを噛むと集中力が高まるので、緊張も和らぎリラックスできます。元から緊張しやすい人もガムを持ち歩いていると、いざという時に緊張をほぐすことができるでしょう。

効果的なガムの噛み方

ガムには生活のさまざまなシーンで発生しうる口臭を予防するのに効果的なことがわかったでしょう。では、どんなふうにガムを噛めばより高い効果が得られるのでしょうか?

キシリトールを含むガムを選ぼう

ガムを選んでいる時にキシリトールという言葉がよく目につきませんか?キシリトールは虫歯予防に有効と言われ、歯科でも勧められている成分です。

このキシリトール配合のガムを噛むと、より口臭の予防ができます。キシリトールには甘味が含まれており、この甘味が唾液を分泌させる働きがあります。また虫歯の原因となる酸を作りにくい状態にしてくれるので虫歯予防にも効果が期待できます。

その他にもキシリトールはプラーク中に含まれるカルシウムの量を増やしてくれるので、再石灰化を促進させ歯を丈夫にしてくれるとも言われています。

虫歯や口臭対策の時にガムを選ぶのなら、キシリトールが50%以上は入っているものを選ぶようにしましょう。

食後にガムを噛む

ガムを噛んで口臭対策をするのなら、ガムを噛むタイミングも意識してみましょう。一番おすすめなのは、食後です。

食後はすぐに歯磨きをするようにと言われますが、できるなら歯磨きをする前にガムを噛みましょう。

食後10分~20分ほどガムを噛んでおいて唾液をしっかり分泌するのがポイントです。食後は通常のときよりも活発に唾液を分泌しておきたいからです。すぐに歯磨きをしてしまうと唾液も一緒に流れてしまうので、食後はひとまずガムを噛む時間を作ると良いです。

さらにガムを噛むと唾液が分泌されることで食事によって酸性に傾いてしまった口内を中和させてくれます。酸性に傾いた口内は虫歯になりやすいので、ガムを噛んで予防ができます。

噛み応えのあるガムを噛む

口臭予防には唾液がどれだけ分泌されているかが鍵となります。そこでガムを噛むと自然と唾液が出てくるのでおすすめなのですが、ガムを選ぶ時にキシリトール配合という点だけでなく噛みごたえのある硬めのガムを選んでみてください。

硬めのガムをしばらく噛んでいると口の周りの筋肉も鍛えられます。口周りの筋肉が鍛えられると唾液分泌にもつながるので、口臭予防には効果的です。ガムによっては硬めのものもあるので、それを選んでしっかり顎を動かして噛むようにしましょう。

ガムを噛むことのデメリット

ガムを噛むと口臭予防だけでなく虫歯の対策にもつながるので、メリットがたくさんあります。しかし、ガムを噛むことのデメリットもあるので気をつけましょう。

ガムの食べ過ぎには注意

まず、ガムの食べ過ぎには要注意です。ガムを選ぶ際にキシリトール配合となっているものを選ぶと良いと説明しました。

しかし、このキシリトール配合のガムを食べ過ぎると、消化されにくいという特徴から下痢を起こすことがあります。

さらに、たくさん食べ過ぎることで頭が痛くなったり、歯に摩擦の負担が加わってしまいます。

そこで、ガムを噛む頻度や回数としては食後の3回と決めておきましょう。あとは、ガムに書かれている注意書きなどを読んで、食べ過ぎにならないようにしましょう。

顎のラインが歪んでしまう危険性

顎のラインが歪んでしまうと言われると恐ろしいですが、人それぞれ噛む癖というものがあります。そこで、もしずっと片側だけでガムを噛んでいると、顎の筋肉の付き方がアンバランスになり、顎のラインが歪んでしまう恐れがあります。

そこで、ガムを噛むときにはできるだけ両側でバランスよく噛むようにしましょう。

ガムの香りで口臭が悪化することも

ガムが口臭予防に良いからといってたくさん食べていると、なぜか口臭が反対にきつくなってくることもあります。これは、ガムの香りが関係しています。

口の臭いを消すために噛むガムの香りによっては口臭と混ざり合うことで悪臭を放つものがあります。

そこで、ガムを選ぶときにはフルーツ味など甘さがきついものよりはシンプルなミント系にしておくと安心です。ガムの味や香りによっては反対に口臭を悪化させることになるので注意しましょう。

まとめ

まとめガムは口臭の予防や対策にメリットばかりのように感じますが、メリットの裏にはデメリットもあったのですね。

ガムが口臭に効果的な理由としては・・・

  • 唾液分泌の効果がある
  • 虫歯になりにくくなる
  • 口の中の汚れを取る
  • ストレスを軽減させる

そして、ガムで口臭を予防するためにはキシリトール配合のガムを噛んで、噛むタイミングとしては食後が良いでしょう。また、噛みごたえのあるガムを選ぶとより唾液を分泌してくれます。

最後にガムを噛むデメリットについては、食べ過ぎによって下痢が起きることがある、片側だけで噛むために顎のラインが崩れてくる、ガムの香りによっては口臭を悪化させる要因にもなることを理解しておきましょう。