後鼻漏も口臭の原因に・・・後鼻漏とは?なぜ臭う?

後鼻漏という症状について詳しく聞いたことはありますか?鼻という言葉が入っていることから鼻に関係する病気の1つかなと想像はできます。

後鼻漏は「こうびろう」と読みます。口臭は口の中が原因で発生するものと思われがちですが、鼻のトラブルによっても引き起こされるケースがあります。その1つに、後鼻漏が挙げられます。

ここでは、あまり名称が知られていない後鼻漏という病気についての説明を先にしてから、後鼻漏で口臭が発生する原因を考えていきます。

そして、実際に日頃の口臭対策としてはどんな点に注意すれば良いのかということについても触れていきます。

後鼻漏とは?

後鼻漏とは風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎を持っている人に起こりやすい症状です。

これらの症状の時にはいつもより鼻水がたくさん出ると思います。この鼻水があまりに多く分泌されると、鼻の穴からだけでなく喉を伝って口からも出てきます。これが後鼻漏の特徴です。

後鼻漏になっているために大量の鼻水が生成され、鼻腔から喉へ落ちてきてしまいます。重力によって上から下に落ちるので、これを止めることはできません。

鼻水の量が少なければ後鼻漏独特の症状で悩むことはありませんが、鼻水の量が多くなってくると喉に鼻水が通っていくのも実感できて不快感が出ます。

後鼻漏になると感じる症状もさまざまです。痰が溜まったり喉がイガイガする、咳が出て声がしゃがれる、味がよくわからなくなる、胃に不快感がある、よく眠れないといった症状が挙げられます。

たかが鼻水の症状と思わずにきちんと様子を見て向き合うようにしましょう。

風邪などの症状は誰にでも起こりうる症状です。もし鼻水がひどいようなら後鼻漏になっている可能性もあります。口臭になる前に治療を始めましょう。

後鼻漏で口臭が出る原因

後鼻漏になると口臭が出るというケースがありますが、この原因は何だと思いますか?

これは口の中に鼻水が入ってくることでネバネバした状態になり、サラサラな口内より細菌が住み着きやすくなるからと言われています。

ネバネバ状態は口内を乾燥させるので、口臭を発生させる細菌も増殖を始めます。特に口内の中でも舌の付け根に粘液が付着した場合には口臭がきつくなると言われるので、後鼻漏を悪化させないことが大事です。

口の中がネバネバして違和感が出てきたら、鼻水も出ているし後鼻漏かもしれないと疑いましょう。

後鼻漏から口臭が出ているとは想像がしにくいですが、鼻水のトラブルを抱えている人はアレルギー性のものも含めると増加傾向にあります。

一人でも多くの人が口臭の悩みを抱えずに済むように後鼻漏という症状についての知識を深めておきましょう。

後鼻漏による口臭の対策

後鼻漏は比較的発症しやすい症状と言えます。つまりは、後鼻漏から口臭が発生する確率も高くなります。そこで、後鼻漏から来る口臭は以下のような対策を取りましょう。

マスクの着用

マスクは口臭対策の際にも言われていますが、装着していると吐いた息から水分が逃げてしまわないようにして乾燥を防ぐ役割があります。

鼻が詰まると口呼吸にもなりますし、冬場はただでさえ空気が乾燥しているので風邪予防にもマスクは必須です。

喉がイガイガと痛む時にもマスクをしていると炎症を抑えてくれます。その際には通常のマスクよりも濡れマスクをつけるとより効果的です。

夜眠っている時にもマスクをつけて寝ると、口内の乾燥を予防できるのでおすすめです。鼻が詰まった状態で眠りにつくと無意識のうちに口で息をしています。これではますます口が乾燥してしまうので、そんな時にもマスクを付けていると乾燥が予防できるので安心です。

マスクをつけて口内が潤った状態になると細菌も自然と流れていくので、口臭の元はなくなります。乾燥を予防するためにマスクは必需品となります。

手洗いうがいを日課にする

後鼻漏は風邪をひいたときや花粉症などの際に発症しやすいです。そこで、これらの症状にならないように外出から帰ってきたら、必ず手洗いうがいをしましょう。日課にしておくだけでも後鼻漏を予防できます。

手洗いうがいをすると手や口内についていた細菌を洗い流すことができます。また、口内の乾燥もうがいによって防ぐことができます。

特に冬場は普通の風邪以外にインフルエンザも猛威を奮うので、手洗いうがいは帰ってきたら一番にすることとして決めておきましょう。

手洗いうがいをきちんとしていると口内が潤うので口臭も改善されます。そして、後鼻漏の予防ができるので、後鼻漏から発生しやすい口臭も消し去ることができます。

手洗いうがいには通常の口臭対策にプラス風邪などに感染しないようにするための目的があります。

家庭用スチーム吸入器の使用

鼻水の詰まりがひどいときに耳鼻科に行くと鼻水の吸引をしてくれて、鼻の中がすっきりしたという経験もあるでしょう。

これと同じように鼻をすっきりさせるものに、家庭用スチーム吸入器があります。できれば細かいミストを放出するタイプの吸入器がベストです。

粒子が細かいと鼻や喉にまで到達し、潤してくれます。そして、粘膜での炎症を抑制する働きもあります。

家庭用スチーム吸入器では体液と同じ浸透圧である生理食塩水を使用するので、後鼻漏ならではの喉のヒリヒリや痰もすっきり解消してくれます。

独特の臭いがある、副作用があるといったこともなく生理食塩水なら利用できるので、家庭用スチーム吸入器を持っておくと、鼻のトラブルを起こしやすい人には安心でしょう。

毎回耳鼻科に通って鼻水を吸引してもらうのも大変なので、ネットなどで一台家庭用スチーム吸入器を持っておくといつでも使いたい時に使用できて便利です。

1万円から3万円程度で購入できる吸入器が多いので、後鼻漏を何度か繰り返している人は持っておくと安心です。

まとめ

まとめ後鼻漏は聞きなれない言葉にも感じますが、風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎から発展する可能性が高い症状なので、比較的多くの人に起きやすいと言えます。

しかし、後鼻漏から発生する口臭は悪臭で表現によっては大便のような臭いとも言われます。鼻水が喉に降りてきているだけでこのような悪臭を放つのは耐えられません。

なぜ後鼻漏になっているのか根本の原因を探り、口臭へと発展しないように対策を取りたいです。

後鼻漏になると鼻水が喉から口内に降りてくるので、その関係で口の中がネバネバします。このネバつきは口内の乾燥にも影響してきて、細菌を増殖させます。細菌がどんどん増えると口臭へとなるので、口の中のネバつきを除去する必要があります。

そこで、マスクを着用して日頃から口内を潤すようにする、手洗いうがいで細菌を体内に侵入させない、うがいで口臭予防をするといった対策が有効です。

また家庭用スチーム吸入器も1台持っておくと後鼻漏になった際に、喉や鼻、口の不快感を取り除くことができます。鼻のトラブルを抱えがちな人は、お手頃な価格の吸入器を持っておくと活用できるでしょう。

後鼻漏はよくある病気から発症するリスクが高い症状です。鼻は口にもつながっているので、口臭にも関係してきます。後鼻漏から口臭へとならないように、対策を取りながら後鼻漏の予防もしておきたいです。

特に空気が乾燥する冬場は、より後鼻漏の予防を始めてもらいたいと思います。