ツボを刺激して口臭の予防と対策を始めよう

ツボといえば日々の疲れを解消するのに刺激をすると効果的と言われています。全身にはたくさんのツボがあり、場所によってどんな効果が得られるかは異なります。

そんなツボの中にも口臭の予防になる箇所があるというのです。このツボを知って刺激するだけでも、ちょっと口臭が気になるときにこっそり押して臭いを改善できるかもしれません。

さっそくどんなツボがあるのか解説しましょう。

口臭に効果のあるツボ

口臭に効果のあるツボは、口臭の原因によってもどこを刺激したら良いか変わってきます。そこで、口臭の原因となりやすい点をいくつかに分けてそれに合ったツボを紹介します。

唾液の分泌を促すツボ

口臭の主な原因として考えられているのが、唾液の少なさです。唾液が少なくなると口内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなります。

また味がよくわからなくなったり飲み込みにくくなることもあります。虫歯や歯肉炎など歯のトラブルになる確率も高くなるので、唾液は重要な存在です。

そこで、唾液の分泌を促すと口臭が改善されると言われているので、唾液が出てくるツボを押してみましょう。

1.湧泉(ゆうせん)

湧泉は足の裏にあるツボです。押すと命の泉が湧くとも言われていることから、このような名称になっています。

足の指を曲げたときに足の裏にできる人の字の中央あたり、少し凹むところになります。椅子に座ってツボを押したい足をもう片方の太ももの上に乗せて親指で強めに押すと良いです。押している時間は10秒から長くて1分くらいがベストです。

この湧泉を刺激すると、唾液が分泌されるだけでなく日頃溜まっているストレスや疲れの解消もできると言われています。ちょっと疲れが溜まっているなというときにも刺激すると症状が和らぐツボとなっています。

2.翳風(えいふう)

翳風は耳たぶの後ろにあるツボです。歯の痛みや歯周病、頬の腫れ、肩こり、首の痛みなどに効果があります。

耳たぶのすぐ後ろにあるくぼみが、翳風になります。人差し指や中指を使って上下左右と向きを変えながら指圧していくと良いです。

1回押すごとに10秒から1分が目安となっています。このツボはどこにいてもできるので、上のような症状を改善したいときには押してみましょう。

3.きょう車

きょう車は口や歯に痛みが出て噛みにくいときに効き目のあるツボです。

耳たぶの下から顎の骨に沿って降りてきたところのえらの部分に近い場所になります。そのえらの部分から指1本分上に向かったところがきょう車というツボになります。

きょう車は人差し指や中指で10秒から1分ほど押してみましょう。指で刺激をしながら口を軽く開けたり閉じたりするとより刺激が増すので効果を感じられます。

唾液を促進したいときにはこの3つのツボを刺激してみましょう。

胃腸からの口臭に効果があるツボ

口臭の中には胃腸が不調なために発生しているケースもあります。そこで、胃腸から来る口臭には以下のツボを刺激して改善しましょう。

1.大陵(だいりょう)

大陵は手首にあるツボなので、いつでも手軽に刺激することができます。胃が痛いとき、胃もたれがひどいとき、口が乾燥しているときなどに刺激すると効果を得られます。

大陵を刺激すると気分も落ち着くので、リラックスしたいときにも押してもらいたいツボとなっています。

場所は手首の中でも手のひら側の手首にできるシワの真ん中あたりになります。体が疲れているときにもここを押すと気分が落ち着いて疲れが少しは和らぐかもしれません。

2.内庭(ないてい)

内庭は足にあるツボです。胃腸の調子を整えるだけでなく、いびきを解消する効果もあると言われています。

場所は足の甲の人差し指と中指の間から2センチほどのところになります。内庭は両足にあるので、片方だけでなく左右一緒にツボを刺激するとより効果も感じられます。

親指の先で少し強めに押すのがポイントです。優しく押すよりも押されているのをしっかり感じられるように刺激してみましょう。

胃腸から発生する口臭には、上の2つのツボが良いとされているので押してみてください。特に大陵はどこにいても押すことができるので、ツボの場所をきちんと確認しておくと思い出したときに刺激できるでしょう。

歯周病や虫歯に効果があるツボ

口臭にはさまざまな原因がありますが、その多くが口内のトラブルから発生しています。特に虫歯や歯周病を持っていると、口臭も出やすいです。

そこで、歯周病や虫歯に効果のあるツボも紹介しましょう。

1.翳風(えいふう)

この翳風は唾液の分泌を促進する効果のあるツボのところで紹介しましたが、歯周病や虫歯にも有効です。

すでに歯に痛みを感じているときにここを刺激すると、痛みが和らぐといいます。虫歯や歯周病ですでに悩みを感じている人はさっそく押してみましょう。

虫歯や歯周病の改善だけでなく、顔のくすみを解消する効果もあるというので美容のためにも積極的に押したいツボとなっています。

2.合谷(ごうこく)

合谷はたくさんあるツボの中でも有名です。合谷はいろんな体の不調を改善してくれるツボと言われています。

人差し指と親指の間にできる水かきの部分にあるツボです。歯周病や虫歯から来る口臭以外にも花粉症や頭痛、にきび、アトピー、肩こりなどさまざまな悩みを解消してくれます。

合谷は人差し指の骨に向かって強めに押すのがポイントです。弱く押すとツボの効果を得られないので、グッと強めに押しましょう。

1度押すごとに1分から2分を目安にしてみましょう。左右の合谷を共に押すとより効果が期待できます。

合谷は1日に何回押しても大丈夫と言われているツボなので、気がついたときに押してみると良いでしょう。

3.下関(げかん)

下関は頬骨の下へ移動しながら一番くぼんでいるところに位置するツボです。

右の親指をツボに当てて下から上に突き上げるようにして押すのがポイントです。この突き上げるときに、首も同じ側に曲げるようにしましょう。歯周病に効くと言われているツボなので、両側5回ずつを目安に刺激すると良いです。

虫歯や歯周病はかかる人が多いです。歯科での治療が欠かせませんが、日頃ツボを刺激して症状を改善させることもできます。ぜひ気になるツボから押してみましょう。

まとめ

口臭の予防や対策法としてはさまざまな方法があります。その中でもツボ押しは自分の体さえあればできるので、手軽にできる対策と言えるでしょう。

口臭に効くツボには、主に3点に分けて考えるとわかりやすいです。唾液の分泌を促進してくれるツボ、胃腸から来る口臭を改善してくれるツボ、歯周病や虫歯に効くツボに分けてツボをチェックしておくと、自分の口臭の悩みに合わせて最適なツボを押すことができるでしょう。

中でも毎日積極的に押してもらいたいツボが唾液の分泌を促進する効果があるツボです。唾液の少なさによって口臭が発生するパターンが多いので、意識してツボを押して唾液を分泌できると口臭は改善されます。

その上で、すでに虫歯や歯周病の悩みが出ていたらそれに合ったツボを刺激したり、胃腸から口臭が発生しているときには大陵や内庭といったツボを押すと効果を感じられるでしょう。

ツボはたくさんありますが、自分の口臭の原因や症状に応じて効果を得られるツボを押すと良いです。定番のツボをいくつか知っておくと、いつでもツボ押しができて便利です。