生理の時に口臭がひどくなるのはなぜ?

女性にとって毎月訪れる生理は憂鬱なものです。人によって生理の症状は異なりますが、お腹が痛い日が続いたり気分の上がり下がりが激しかったりなどと、1週間が長く感じます。

その生理の時に口臭が気になったことはありませんか?気のせいかもと思っていた生理の時の口臭、ちゃんと理由があったのです。その理由を知っておくと、生理と口臭にはちゃんと関係があることも理解できます。

そして、生理の時の口臭をどのように対処すれば良いのかという対策も知っておくと活用できます。いくつか対策があるので、生理の時にぜひ実践してみてください。

生理の時に口臭がきつくなる原因

生理の時になんで口臭が出るのだろうと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、生理の時に口臭がきつくなる原因を説明します。

黄体ホルモンプロゲステロンの存在

女性の体は生理前と生理中で唾液の分泌が少なくなるという特徴があります。唾液の分泌量の低下は口臭を招くと言われていますが、生理の時はそれだけが口臭に関係しているのではありません。

排卵期から黄体期にかけて分泌される黄体ホルモンにプロゲステロンがあります。このプロゲステロンは妊娠できるような体つくりをサポートします。妊娠に向けて水分や栄養素を貯めようとし始めます。

このプロゲステロンが唾液の分泌を減らすと言われています。生理中に口臭が発生しやすいのにはきちんと原因があるとわかりますね。

唾液の分泌が少なくなり口内が乾燥してしまうので、口臭を感じやすくなります。

女性ホルモンの乱れによる抵抗力の低下

生理の時はホルモンバランスも崩れやすくなるといいます。排卵期から生理が始まるまでは体温が上昇しプロゲステロンが活発に分泌され、生理が始まると体温は下がっていきプロゲステロンの分泌が少なくなります。

このように毎月の生理の前後で女性ホルモンは分泌量に差があります。ホルモンバランスが体で起きると、抵抗力が弱まります。

抵抗力が弱まっている隙を狙って細菌は口内に侵入して感染しやすくなるので、口臭がきつくなります。さらに生理の時は汗をかきやすくなるので、水分不足になりやすくこれが口内の乾燥を招く結果となります。

PMSも口臭の原因になる

最近はPMSに悩む人も増えてきたといいます。PMSは月経前症候群と言われ、生理前に心や体に起こる不調のことを指します。

PMSといっても人によって現れる症状はさまざまです。全く感じない人もいれば生理前になると辛い日が続くと毎月苦しんでいる人もいます。このように個人差がある症候群なのです。

PMSはだいたい生理がやってくる10日ほど前から症状が出てきます。そのPMSの症状は200種類以上もあると言われているのですが、この中に口臭が含まれています。

ホルモンバランスの関係やストレスなど精神面も影響して、PMSの時に口臭が症状の1つとして出るのではと考えられています。

生理の時の口臭対策

生理の時に口臭が起きる原因は1つだけではありません。ホルモンバランスやPMSなど1つに原因を突き止めることは難しいです。そこで、生理の際に口臭がひどくなっても対策を知っておくと口臭を軽減することはできます。

睡眠をしっかり取る

私たちが生きていく上で睡眠は何よりも大切です。1日の疲れを取るためにも睡眠は欠かせません。

そして、生理の時にも睡眠はしっかり取りましょう。女性ホルモンの関係で、体の抵抗力は弱まっています。この時に睡眠不足も加わると体の抵抗力はますます落ちていきます。抵抗力が弱まると菌に感染しやすい体になるので不調を招きます。

睡眠不足によって口臭が起きるとも言われているので、特に生理の時はしっかりと睡眠を取りましょう。PMSの症状の1つに激しい眠気もありますが、眠たいと感じる時はぐっすり眠れる環境を作ってゆっくり休むようにしましょう。

規則正しい食事をする

生理の時はいつもより食事内容も見直して規則正しい食事を取りたいです。栄養不足だと体の抵抗力も落ちていくばかりです。生理で体が辛いなと感じることはありますが、そんな時にもできるだけ規則正しい食事をしましょう。

食事内容においては脂っこいものや冷たいものを控えて、体を温める食材を食べましょう。根菜類や生姜を使うと体を芯から温めることができます。

そして、食事の時間もしっかり決めて行いましょう。夜遅い食事は体に負担になりますし、朝食を抜いているとエネルギー不足で体がだるく感じます。

生理の時は、特に食事の時間帯や内容に気をつけて過ごしたいです。好きなものをたくさん食べるのではなく、体をいたわった内容の食事を心がけると良いでしょう。栄養がしっかり体に行き渡ると抵抗力もつくので、細菌に負けない体になり口臭も防ぐことができます。

カテキンを摂取する

生理の時はプロゲステロンのせいで唾液の分泌が少なくなります。唾液が少なくなると口内の細菌が増えるので口臭になってしまいます。

そこで口臭予防の際にも言われる水分を補給していきましょう。しかし、水分といっても何でも良いわけではありません。やはり口臭を消してくれる消臭効果のある飲み物を飲みたいです。

そんな時におすすめしたいのが緑茶です。緑茶には殺菌・消臭作用のあるカテキンが豊富に含まれているので、生理中の気になる口臭を減らす効果があります。

緑茶は食事にも合いますし、いつ飲んでもおいしく感じられます。ただし冷たい緑茶ではなく温かい緑茶を飲んで体を温めましょう。そうすれば口臭だけでなく体の冷えも取ることができるでしょう。

重曹うがいやヨーグルト歯磨きもおすすめ

生理の時の口臭はちょっと変わったうがいや歯磨きでもケアができます。それが重曹うがいとヨーグルト歯磨きです。

重曹うがいは水100ミリリットルに対して小さじ半分の重曹を溶かして行います。この重曹うがいは口臭だけでなく、虫歯も予防してくれ口内を清潔に維持する効果があるのでおすすめです。

重曹は掃除の時によく利用されますが、食品添加物なので口内に入っても問題ありません。どこの自宅にも重曹はあると思うので、お口の掃除としても活用してみてください。

次に、ヨーグルト歯磨きはちょっとのヨーグルトを歯ブラシにつけていつもどおり歯を磨いてみましょう。ヨーグルトには乳酸菌が豊富ですが、乳酸菌は口内の細菌を抑える働きがあります。

しかし、砂糖を入れたヨーグルトでは虫歯の原因を作ってしまうことになるので、プレーンタイプのヨーグルトをつけて歯磨きをしましょう。

重曹うがいとヨーグルト歯磨き、ちょっと変わった方法ですが口臭を消したい時には有効なので、生理の時も試してみましょう。

まとめ

口臭は生理の時に特に強くなるような気がすると感じている女性も多いでしょう。しかし、そのことを誰かに相談するのはしづらいです。

生理の時に口臭が発生しやすくなるのはよくある話です。ホルモンバランスの関係によって唾液が減ってしまったり、PMSによっても口臭を招きます。生理の時の口臭は仕方のないことと思って、対策をしっかり取りましょう。

睡眠をしっかり取り、食事を正しく行うことを基本とし、消臭・殺菌作用のあるカテキン入りの緑茶で気分もすっきりさせてみましょう。さらに重曹うがいやヨーグルト歯磨きをするとより口臭が改善されます。

生理は毎月やってくるものなので、女性で生まれたからには逃れることができません。口臭が発生するのは困りますが、原因を知って対処すると改善できます。